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藤沢 社会

公開日:2026.06.12

地元農家レディース 「湘南黒豆」出荷が最盛期 新しいブランド その魅力とは

  • 湘南黒豆の魅力を語る地元農家レディースの面々

    湘南黒豆の魅力を語る地元農家レディースの面々

 湘南で生まれた枝豆ブランド「湘南黒豆」の出荷が最盛期を迎えた。味が濃厚で深い甘みが特徴の湘南黒豆は6年ほど前の誕生以来、リピートする消費者やベテランから新規就農者まで栽培農家が増えているという。買い手と作り手を魅了する湘南黒豆の人気の秘訣について長後在住の女性農家「湘南黒豆レディース」を取材した。

 「2月に種をまき、5月中旬から収穫する。黒豆は冬の寒さに当たると甘みを蓄える」。栽培農家でレディースの一人、井上春代さん(76)は説明する。

 こだわりは出荷規格の厳しさだ。2粒以上入ったさやで、両方実がしっかりしていること、緑色が濃いことや汚れがないことなどを条件に、一つずつ手作業で選別し、ブランドとしての価値を育んでいる。

 「栽培自体は難しくなく、新規就農者でも簡単にできる」と話すのは川澄祥子さん(29)。井上さんや川澄さんなどを含むレディースは、14人の生産者から成る「チーム湘南黒豆」の女性農家で結成され、ブランドの広報などを担う。LINEで情報交換を行うなど、若手とベテラン農家が連携し生産を支え合う。

 取材時に記者の前に用意されたのは、湘南黒豆を使った蒸しパンや饅頭、そして黒豆茶。あらゆる料理に用いることができることも魅力の一つだ。調理を担当したレディース、石井千鶴子さん(73)は「味が濃くてふっくらとしたおいしさがある」と話している。

 現在、さがみ農業協同組合の直売所や一部スーパーマーケット、道の駅などで販売中。300gで734円(税込)。販売は7月7日(火)まで。

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