藤沢市が藤が岡2丁目の市有地で整備を進めていた子育てや医療、福祉に関連する複合施設「藤―teria(ふじてりあ)」が13日、竣工した。民間資本を活用するPFI事業で、公共と民間が併設する施設としては市内初。4月以降順次、子育て世代から高齢者に対応した様々なサービスを提供していく。
建物は鉄筋コンクリート造で地下1階、地上3階建て。延べ床面積は約4500平方メートル。
公共施設部分には、市内2施設目となる病児保育を含む市立藤が岡保育園のほか、放課後児童クラブ、小中学生が図書や遊具を利用できる「地域こどもの家」、未就学児と保護者が交流できる「つどいの広場」が入居。災害時に備えた防災備蓄倉庫も設けた。
民間施設「ASMACI(あすまち)」には歯科や小児科、薬局、小規模多機能型居宅介護施設が入居。今後放課後等デイサービスやフィットネススタジオを誘致する。
同日、4月1日のオープンに先駆けて竣工式が行われ、市やPFI事業関係者らによるテープカット=写真右上=などが行われた。
鈴木恒夫市長は「PFIによる複合型施設は珍しく、見本になる運営をしていきたい」とあいさつ。供用開始後の運営主体となる特別目的会社の代表で、(株)門倉組代表取締役の小澤智幸社長は「住民皆様の協力をいただきながら、末永く愛される施設にしていきたい」と話した。
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