神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2021年5月21日 エリアトップへ

第44代藤沢市議会議長に就任した 佐賀 和樹さん 鵠沼松が岡在住 48歳

公開:2021年5月21日

  • X
  • LINE
  • hatena

36人の代弁者として

 ○…1999年、当時最年少26歳で初当選して以降、若手政治家の急先鋒として走り続けてきた。今や現職市議のなかでは最多に次ぐ6期目のベテラン。「今の自分があるのは目をかけてくれた先輩や議論を重ねてきた同僚議員がいてこそ」と感謝を述べつつ、議長の重責に襟元を正す。「議会運営も時代を経て進化している。変遷を知る身として、次代に向けて道しるべを示したい」

 ○…人生の転機は23歳のとき。現在の片瀬漁港近くに一大リゾート施設を建設する「湘南なぎさシティ計画」を父から聞かされて、「普段サーフィンをしていた江の島近くの大切なポイントが消えてしまう。なんだそれは」。素朴な疑問と憤りが湧きあがった。夏の炎天下、仲間とビーチを歩き1万2千筆を超える署名を集め、デモ行進も実施。茶髪の若者の市民活動に冷ややかな目もあったが、次第にニュースで取り上げられるなど自ら潮目を変えていった。地元住民の根強い反対もあり、結局計画は頓挫。当時の体験が政治家を志す原点になった。

 ○…昭和期を代表するボート競技指導者の祖父と、日本サーフィン界の草分けで高名な建築家の父を持つ、鵠沼の名家に生まれ育った。日本サーフィンの始まりは父ら兄弟が米兵に手ほどきを受けたのが起源といい、自らの遊び場も専ら海。幼少時代を振り返り「父とはキャッチボールをしたこともない」と笑う。

 ○…「議会のスポークスマン(代弁者)たれ」が議長としての自らの職責と心得る。長引くコロナ禍で市民生活に直結する議案は増え、議会としての責任感も増している。「36人の英知を結集し、コロナ禍を乗り切っていく。行政と力を携えながら、円滑な議会運営に努めたい」。精悍な横顔に覚悟がにじんだ。

藤沢版の人物風土記最新6

斎藤 光昭さん

「湘南男声合唱団」の会長を務める

斎藤 光昭さん

花の木在住 79歳

3月29日

田村 嘉規さん

空き家の利活用促進を狙うアドバイザー協議会藤沢支部長

田村 嘉規さん

湘南台在住 52歳

3月22日

金子 順一さん

2月19日付けで江の島観光会の会長に就任した

金子 順一さん

江の島在住 54歳

3月15日

和田 幸之さん

江ノ島電鉄の「ラーメンで藤沢・辻堂を盛り上げるチケット」の参加店を選定した

和田 幸之さん

本町在住 42歳

3月8日

松浦 治美さん

13市町の海岸の環境保全を手掛ける(公財)かながわ海岸美化財団代表理事

松浦 治美さん

善行在住 66歳

3月1日

貝塚 直美さん

ランドセルの譲渡活動を続ける学生服リユースショップさくらや藤沢店代表

貝塚 直美さん

平塚市在住  48歳

2月23日

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook