神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2022年7月8日 エリアトップへ

新江ノ島水族館 11年ぶりイルカショー刷新 「きずな」→「Wave」16日から

社会

公開:2022年7月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
トリーターの合図で勢いよくジャンプするイルカ
トリーターの合図で勢いよくジャンプするイルカ

 来館客から長年親しまれてきた、新江ノ島水族館=片瀬海岸=のイルカショーが11年ぶりに刷新する。東日本大震災以来「絆」をテーマに掲げ、コロナによる休止以降だけでも公演は2千回超えを重ねた。16日からは「波」をテーマにイルカの個性を全面に出したショーに生まれ変わる。同館関係者は「人とイルカの絆をより深め、皆様に一層の笑顔と元気を届けたい」と話している。

 5日、ショーが始まると、アシカがトリーター(飼育員)とハイタッチ、イルカが水面から勢いよくジャンプし、水しぶきを上げると観客から拍手が沸き起こった。

 イルカ・アシカショー「きずな/kizuna」は2004年に開館した同館きっての長寿企画。11年の震災で多くの人が犠牲になり、絆の大切さが問われるなか、「水族館として出来ることは何か」と企画したのが始まりだった。

 トリーターとアシカ、イルカの息の合った演技。両者の「絆」に加え、動物の気持ちを言葉にして進行することで観客に動物を身近に感じさせ、より会場の一体感を高める演出に替えた。同館広報の播磨千絵さんは「命の素晴らしさを伝えることを大切にしてきた当館の象徴的なショー。長くやってこられたのはお客様あってのこと」と話す。

 16日からは新イルカショー「Wave〜きみの波になりたい」がスタートする。トリーターがイルカと一頭ずつ向き合ってやりたいことを読み取り、体をなでたりホースで水をかけるなど触れ合う時間を増やしたのが特徴という。

 トリーターの羽田秀人さんは「『きずな/kizuna』の思いを深め継承していくショー。元気で楽しそうなイルカの姿を見てほしい」と意気込んだ。

藤沢版のローカルニュース最新6

4か月ぶり待望の再開

4か月ぶり待望の再開

えのすいでイルカショー

4月19日

常識覆す海岸清掃ロボを

常識覆す海岸清掃ロボを

若手エンジニアが研究開発

4月19日

お宝絵画や現代アート

お宝絵画や現代アート

約50点一堂に

4月19日

細密な植物アート110余点

細密な植物アート110余点

「たんぽぽの会」が作品展

4月19日

今はなき小字を知る

今はなき小字を知る

21日に善行雑学大学

4月19日

私立小の魅力紹介

私立小の魅力紹介

21日、テラスモール湘南

4月19日

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook