戻る

藤沢 文化

公開日:2022.10.21

遊行かぶき最終公演
閉幕に万雷の拍手

  • 舞台フィナーレでは大きな拍手が送られた

 地域に演劇文化を根付かせようとおよそ四半世紀、藤沢市で公演を続けてきた「遊行かぶき」の「さよなら記念公演」が先月30日から10月2日まで行われた。のべ800人のファンが訪れ、俳優たちの熱演と、これまでの歴史に大きな拍手を送った。

 遊行かぶきを立ち上げ、脚本・演出を手掛ける白石征さん(82)は「ほっとしている。夢中で駆けた26年。藤沢の伝統文化の礎になってくれればと願う」と語った。

 遊行かぶきは1996年、遊行寺本堂で第1回の公演が行われた。地域性にこだわり俳優や舞台スタッフも地元中心に集め、質の高い演劇を市民に届け続けてきた。しかし、白石さんやスタッフの高齢化もあり、今回でひと区切りとした。

 白石さんは演劇のノウハウはあるとし、「次の担い手の登場に期待している」と話した。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

藤沢 ローカルニュースの新着記事

藤沢 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS