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藤沢 教育

公開日:2025.08.01

藤沢翔陵高科学部
誰でも参加できる発表会
6日に初開催

  • チラシを持つ卜部部長(左)と宇都宮教諭

  • 研究活動中の同部(提供)

 藤沢翔陵高校(善行)の科学部が8月6日(水)、研究の成果を誰でも発表できる場として「探究・研究発表会」を開催する。午前10時から午後1時。

 当日は同校科学部員の研究の他、同校理系クラスの生徒や近隣の藤嶺藤沢中・高、湘南台、湘洋、滝の沢中の生徒による研究の成果を、口頭やポスター、ワークショップの形式で発表する。誰でも発表を聞くことができ、同部顧問の宇都宮俊星教諭は「ぜひ、成果を一般の方にも見ていただければ」と参加を呼びかけている。

 会の企画から運営までを担う同校科学部は、現在部員数25人。その全員がそれぞれ、化学や生物学、食、地域貢献や経済学など多岐にわたる研究テーマを持って活動している。

 かねてより全国的な学会やコンクールなどでも研究発表・受賞の実績が多数ある同部だが、「社会ではまだ科学部が自分たちの実績を知ってもらう場はそう多くないのではないか」と宇都宮教諭。「発表は最初の一歩のハードルが高い。この会で、科学に興味のあるさまざまな人の経験となれば」と話す。

 発光細菌の研究を行う部長の卜部瑞生さん(3年)は、これまでも学会で受賞するなどの実績がある。「博物館や大学に訪問するなど研究を重ねてきた。発表は『学び合う場』。さまざまな人の意見を聞き落とし込み、クオリティーを上げたい」と意欲を示している。

 参加の際は同科学部公式ホームページより申し込み(当日も可)。

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