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藤沢 社会

公開日:2026.06.19

極上の一杯 SDGsとコーヒー学ぶ講座

  • 参加者に煎り方を伝授する瀧田会長(右から2人目)

    参加者に煎り方を伝授する瀧田会長(右から2人目)

 藤沢を拠点に活動する日本コナ・コーヒー文化推進協会(瀧田信之代表)が藤沢市民センター調理室で13日、「SDGsとコーヒー焙煎講座」を開催した。

 「気候変動により、2050年には世界のコーヒー生産地が半減する恐れがある」という瀧田会長の話から始まった講座。前半は世界の主要なコーヒーの生産地「コーヒーベルト」を取り巻く子どもの労働や貧困問題、自然環境の変化が提示され、ヨーロッパ諸国の取り組みなどを紹介。また、コーヒーの誕生にまつわる歴史を、瀧田会長が世界中に赴き調査した記録をもとに説明した。その上で持続可能なコーヒー生産のあり方として、生物多様性や土壌の健康を重んじる「シェードグローン」という方法を紹介した。

 後半は参加者が5つの班に分かれて焙煎講座が始まった。コロンビア産の無農薬コーヒー豆をガスコンロの火で煎っていき、室内には次第に芳醇な香りが漂い始めた。フルーティーな味わいを引き出す浅煎りや、より火にかける時間を増やすと深い香りを出す深煎りなど、それぞれが好む味わいまで煎り続け、30分ほどで焙煎完了。豆を冷たい風で乾かすと濃い赤色を帯び始め、熱湯でゆっくり蒸らしながら持参のコーヒーカップにポタポタと注ぎ、それぞれの「こだわりの一杯」が完成した。

 瀧田会長が持参した、知り合いのベーカリー手作りのケーキとともに、コーヒーを口へ運ぶ。「普段飲んでいるコーヒーと全然違う」「コクがあり、後味がとても良い」という驚きと喜びの声が上がった。参加者のうち年齢の若い2人には協会から「修了証」が手渡された。講座を終え、瀧田会長は「初めて会った参加者同士も笑顔で交流しており、人を結びつけるコーヒーの力を感じた」と話した。

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