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藤沢 社会

公開日:2026.08.07

株式会社 庭師 生樹 室内緑化で届ける緑の魅力 職人の手腕、国際園芸博で披露

  • 代表の生田さん(左)と園部さん

    代表の生田さん(左)と園部さん

  • ベトナムの5つ星ホテル・ホテルニッコーサイゴンで手がけた室内緑化(同社提供)

    ベトナムの5つ星ホテル・ホテルニッコーサイゴンで手がけた室内緑化(同社提供)

 藤沢市からほど近い横浜市瀬谷区で来年3月に開幕する花や緑の祭典「国際園芸博覧会」。市内から出展する企業の一つが、湘南・横浜地域を中心に活動する造園会社の株式会社 庭師 生樹だ。室内に自然を表現する「室内緑化」の認知向上と魅力発信を目指す。

 「ただ鉢を置くだけでは味気ない。自然を室内に表現する『室内緑化』を、国際園芸博覧会を通してたくさんの人に知ってほしい」

 そう思いを語るのは、同社の代表取締役を務める生田啓三さんだ。業界に飛び込んで25年。現在は8人の職人らを率いて、日本全国や海外でもその腕を披露する。「室内緑化の良さをアピールするチャンス」と博覧会への参加を決めた。

 室内緑化は植物のほか、大きな石や砂などを用いて屋内に立体的な庭を作り出す手法。水を用いて流れを演出することもできる。東南アジアやヨーロッパ圏を中心に人気を博しており、「日本の伝統的な庭を見たい」という理由から好む人も多いそうだ。

 制作には60〜70平方メートルの広さで約20日を要する。使用する石は山に買い付けに行き、3トントラック数台分で運ぶことも。

 室内緑化の魅力について生田さんは「落ち着けるスペースとして、癒やしを生み出す」点にあるとする。また職人の一人である園部覚さんは「飲食店の中などにあれば、食事のおいしさや楽しみもより増えるのでは」と緑がもたらす効果を語る。

 展示期間は、開幕22週目にあたる来年8月14日から22日まで。15平方メートルのスペースに、思いを込めた自然を演出する。展示に向けた模擬制作を重ね、内容を洗練させていく。

 「緑はどこにでもあるため、当たり前のものとして認識されている。しかし、改めて多くの人に緑の魅力に気づいてもらい、好きになってほしい」と生田さんは意気込んでいる。

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