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藤沢 文化

公開日:2026.08.14

藤沢市は『夕焼け小焼け』 夕方チャイム徹底調査 タウンニュース発行エリア対象に

  • 夕方チャイム徹底調査 (写真1)

 夕方にまちを歩いていると聞こえてくるチャイムやメロディー。その放送時刻や流れる楽曲を調べてみると、それぞれの自治体が持つ歴史やゆかりの人物、地域独自の工夫など多彩な事情が見えてきた。タウンニュースでは、発行エリアの神奈川県内全域と東京都八王子市、町田市、多摩市の36市町村にアンケートを実施した(期間は5月20日〜29日)。

 夕方のチャイム・メロディーを「実施している」と回答した自治体は36件中35件。そのうち、32件(91・4%)が「防災無線の動作確認(点検)」を、21件(60%)が「児童・生徒の帰宅促し(見守り)」を目的として運用している。藤沢市もこれにあたる。

 放送時刻の設定では、小田原市や厚木市などは季節に合わせて年に4段回切り替えている。また、鎌倉市のように「日没に合わせて設定」など自治体ごとに運用は異なっている。

 横浜市は防災無線を整備していないため、調査対象内で唯一「実施していない」自治体だった。一部地域で自治会独自に放送している例もある。

 楽曲の使用数で最も多かったのが、童謡『夕焼け小焼け(夕焼小焼)』。15自治体が通年、または季節限定曲として採用している。藤沢市でも4〜9月は午後5時、10〜3月は4時30分に同曲が流れている。選定理由には「『家に帰ろう』という歌詞があるため」(綾瀬市)などが並ぶ。

 一方で、地域の歴史や特長が反映されているケースも多い。同曲を採用している八王子市と厚木市ではゆかりのある作詞家・中村雨紅の曲であることを理由に挙げている。小田原市では、市内に居住していた北原白秋が作詞した『ゆりかごのうた』、三浦市では市内出身の作曲家・小村三千三の『歌の町』を採用。中井町では町の誕生110周年を記念して制作されたテーマソング『里都(さと)まちのうた』、逗子市では市制70周年を記念して『市歌』が流れている。

 何気なく聞いているチャイム。もう一度じっくり耳を傾けてみては。

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