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藤沢 文化

公開日:2026.10.16

湘南工科大附属高吹奏楽部 2年ぶり全国へ

  • 目標「一奏華」を掲げる部員たち

    目標「一奏華」を掲げる部員たち

 湘南工科大学附属高校吹奏楽部が11月8日(日)、東京都文京区で行われる「第32回日本管楽合奏コンテスト全国大会」に出場する。同大会に出場するのは2年ぶり。部員が増えた今回はこれまでの少人数編成から中編成へと部門を変えて挑戦し、「日本一」を狙う。

 披露するのは、金賞を受賞するも3点差で全国出場を逃した9月の「東関東吹奏楽コンクール」でも演奏した『目覚める天使たち』。エイズで亡くなった人に捧げる現代曲で、演奏技術に加え、複雑なテーマを理解し表現することが求められる高難易度の曲だ。

 この曲の演奏のためにコントラバスなどのパートを新設。未経験の楽器に挑戦した部員もいたという。曲のストーリーやメッセージを表現するために、それぞれのパートが曲の中でどのような役割を担うのかを一人一人が考察。音の響きを柔らかくするための柔軟体操など工夫しながら、腕に磨きをかけてきた。

 予選の音源審査では「東関東」本番の音源を提出。演奏技術、表現ともに高評価を得て、再び全国への切符を手にすることができた。

 部で掲げるのは「一奏(いったい)華(か)」というスローガン。全国に届かなかった昨年の課題に向き合おうと決めたもので、「部員一体となって演奏する」という目標と、部を引っ張る3年生の「明るく華やかに活動したい」という思いが込められている。

 トランペットを担当し部長を務める蛯原暖さん(3年)は「全員の思いがつながって、もう一度全国でこの曲を演奏できることになった。悔しさをばねに、最優秀グランプリを獲りたい」と意気込んだ。

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