藤沢 経済
公開日:2026.10.30
企業力向上へ「健康経営」 地元企業がパネル討論
「FUJISAWA 健康経営フォーラム 2026」が23日、藤沢商工会館で開かれた。市内事業者の人材不足を解消する取り組みの一環として、従業員の健康増進と企業の生産性、業績向上を図ることを目的に、市と商工会議所の共催。市内に本社に置く一般企業など50社、73人が参加し、健康経営の理解を深めた。
「健康経営優良法人2026」の新規認定取得企業8社に感謝状が贈られたほか、健康経営優良法人認定事務局(日本経済新聞社)の藤尾典篤氏による「人が変わる、会社が変わる〜『健康経営』のはじめ方と深め方」と題した基調講演が行われた。パネルディスカッションでは、藤尾氏がモデレーターを務める中、(株)服部商店の服部信介氏、オイレス工業(株)の松原ますみ氏、(株)資産相談センターの神戸幸男氏が登壇。健康経営の導入背景や推進の課題、人材定着への効果などリアルな実体験を共有した。
松原氏は、自社の手厚い福利厚生をもとに、現場発信で認定を目指した経緯を説明。専任保健師の配置や従業員の健康診断データ一元化を進め、5年間で有所見率を6〜7%改善させた実績を紹介した。神戸氏は「人が最大の財産」と強調。義務化せず「楽しくやる」を重視し、未病ヘルスチェックや健康改善表彰式、LINEでの健康メルマガ配信など、工夫を生かした低コストな取り組みを語った。初申請に挑む服部氏は、商議所の声かけを機に着手。「社内アンケートで喫煙・非喫煙者間の意識差が見えた」とし、分煙の徹底や女性の健康促進、バースデー休暇の活用など身近な改善から進めている現状を明かした。
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