鎌倉版 掲載号:2011年7月1日号
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鎌倉市図書館開館100周年記念事業の実行委員長 和田 安弘さん 笛田在住 68歳

図書とともに

 ○…鎌倉市図書館100周年記念事業の実行委員長を務める。そのメインともいえる「図書館百年記念史」の執筆も一部行った。「これまで誰も歴史をまとめてなかったから、大変」と制作の過程を振り返る。

 ○…満州の大連生まれ。終戦後日本に引き上げ、東京へ。学生運動の時代に大学生となる。運動に多少なりとも参加した関係で「卒業まで6年かかり、一般企業には就職できないと判断しました」と苦笑い。元々読書が好きだったので卒業後1年で図書館司書の資格を取得し、川崎市の職員に。

 ○…図書館一筋で36年勤め上げ、幸区の図書館で定年を迎えた。川崎市に現在7つある区のうち、川崎区以外全ての図書館で勤務経験がある。「ちょうど勤め始めた頃が図書館の発展期で、仕事は実にやりがいがあった」と当時を語る。

 ○…定年後、1年間嘱託職員として働いた後は「図書館に関わる気はあまりなかった」と話すが、長年の経験を買われ、鎌倉市から100周年記念事業の実行委員を依頼された。「予算もほとんど無くて大変でした。まさか自分がこんな量の文章を書くことになるとは」と今は編集も終わりほっとしているそう。

 ○…鎌倉には10年前に引っ越してきた。「鎌倉の整体に通ううちにここに住むのも良いな」と思い笛田に土地を購入。現在は93歳の母親の介護をしながら暮らしている。娘は独立し、母親と妻との3人暮らし。本は今でも好きで月に2、3冊のペースで読んでいる。社会派の作品を好み、今読んでいるのは小熊英二著「私たちはいまどこにいるか」だという。「この本も図書館で借りています」と笑顔で語った。

 ○…図書館員として働いていた頃は気付かなかったが、一利用者となった今、当時とは違った視点で図書館を見つめる。「鎌倉の図書館には資料費を充実させるとともに、もっと居心地の良い場所になって欲しい」と今後に期待する。
 

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