佐助には商店街がなく、個店同士が連携をとってイベントを行うことはこれまでになかった。
2年前、交流のあった税務署近辺の6店舗が「さんぽ市」を初開催した。開催後には「地域の人と楽しみながら時間を共有できた」と参加店舗から感想が出て、翌年には9店舗で実施。今年は佐助全体を網羅するべく積極的に声掛けを行った結果、昨年の2倍以上の19店舗が参加することになった。実行委員の中では「佐助全域で行われる今回が、本当の1回目のようなもの」と話も出るなど、今後の地域の連携が期待されている。
「トンネル抜けて、つながる笑顔。」がキャッチフレーズ。佐助が鎌倉駅や海、銭洗弁財天などの観光地につながるトンネルで囲まれていることに由来する。
当日は、食べるだけでなくふれるドジョウすくい(うな豊)や夏を涼しく過ごすための企画としてうちわ作り(cococara)、アイスティーの作り方講座(ブンブン紅茶店)、さんぽ氷販売(こまめ)などを予定。こだわりの個人店が多い佐助ならではの個性派企画が揃う。詳細地図は各参加店舗で入手可能だ。
第1回目から参加するカフェcococaraの樋口八也さんは「佐助を通過点にせず、楽しんでもらえる地域にしたい。今後、夏のイベントとして定着していければ」と話している。
問【電話】0467・23・8334甘味処こまめへ。
8月3日(金)から5日(日)の3日間、佐助地域の19店舗が体験教室などの催しやセールを行う「鎌倉佐助さんぽ市」が開催される。これは商店街のない同地域で何かできないかと税務署近辺にある6店舗が2年前の夏に企画したもので、今回で3回目。ドジョウすくいやうちわ作りなど、こだわりの個人店が点在する佐助ならではの企画が予定されている。
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