鎌倉版 掲載号:2014年10月24日号 エリアトップへ

鎌倉市内海水浴場 「健全化」へ検討開始 飲酒規制なども視野に

政治

掲載号:2014年10月24日号

  • LINE
  • hatena
第1回検討部会の様子
第1回検討部会の様子

 市内海水浴場の「健全化」に向けて、市の関係部署や地域住民、海浜事業者らによる話し合いが始まった。鎌倉市では今夏、利用者にマナー向上を求める条例を制定したものの、市への苦情や犯罪件数は昨年に比べて倍増するなど治安・風紀の悪化が問題となった。市では関係者らの意見をまとめた上で、飲酒など規制の強化も視野に検討していくという。

 「鎌倉市海水浴場健全化検討部会」の第1回会議が10月17日、市役所で開催された。同部会は鎌倉市海水浴場対策協議会の部会として設置されたもの。会議には観光や消防、警察など行政関係者のほか、海岸周辺の自治会、海浜事業者の代表ら約40人が出席した。

 当日は部会の役割についての確認や副部会長の選出が行われた後、市担当者から今夏の海水浴場の開設状況が報告された。「マナーアップ条例」に基づく職員や警備員による注意件数が3海水浴場合わせて6191回9473人に上り「迷惑行為の減少に一定の効果はあったのでは」と総括する一方、市に寄せられた風紀や騒音に関する苦情が昨年の31件から60件に、鎌倉警察署の被害届受理件数も昨年の15件から30件に倍増したという。

 また海岸の近隣住民を対象に行われたアンケートでは、条例制定後の海水浴客のマナーについて「変わらない」が32・1%、「さらに悪化した」が15・7%を占めるなど、体感治安の悪化を示すデータも出された。

 その後行われた現状と課題に関する話し合いでは「来場者のモラル低下と海の家の営業形態が問題」「条例が周知されていない。市はもっとPRするべき」「罰則も含めた規制強化が必要」などの意見が出された。

 検討部会は今月末と11月にも開催され、結果が松尾崇市長に報告される予定。松尾市長はすでに飲酒や音楽などを規制する方針を示しており、市観光商工課では「話し合いの内容を精査しながら、来夏に向けて条例改正なども視野に検討したい」としている。

鎌倉版のトップニュース最新6

「鎌倉全域を楽しんで」

鎌倉農泊協議会

「鎌倉全域を楽しんで」 経済

スタンプラリーなど実施

1月21日号

改修工事し文化財保存

材木座公会堂

改修工事し文化財保存 社会

100年先を見据え

1月21日号

コロナ感染、前週比9倍に

コロナ感染、前週比9倍に 社会

鎌倉でも年明け急増

1月14日号

「鎌倉殿の13人」スタート

「鎌倉殿の13人」スタート 社会

コミカルな中に凄惨さ

1月14日号

北条氏の軌跡をたどる

歴史文化交流館

北条氏の軌跡をたどる 文化

企画展「伊豆から鎌倉へ」

1月7日号

1596人が新成人

1596人が新成人 社会

今年のテーマは「紡」

1月7日号

あっとほーむデスク

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

  • 7月9日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年1月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook