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鎌倉 社会

公開日:2021.10.08

市議会
委員会「不採択」も本会議「採択」
司書採用求める陳情



 10月1日の鎌倉市議会9月定例会本会議で、「司書資格をもつ正職員の新規採用に関する陳情」の採決が行われ、委員会での「不採択」から一転、賛成多数で「採択」され、市長に陳情が上げられることになった。





 陳情は、市民団体「図書館とともだち・鎌倉」が提出。「早急に司書資格を有し図書館の仕事に意欲をもつ正職員の新規採用を行い、持続可能な図書館運営体制の構築を図ること」を求めるもので、同団体では署名活動も実施し、8月と9月に松尾崇市長と岩岡寛人教育長に、合計3872筆を手渡している。





 陳情は市議会教育福祉常任委員会へ付託され、9月14日、委員による議論が交わされた。「利用者の要望に応えるためにもスキルを高めることが重要で、今後の状況を踏まえ、早急に結論を出すべき」という肯定的な主張があった一方で、「司書資格を持つ職員は正職員以外にもおり、司書職務の大部分がAI(人工知能)に移行していくと考えられることから反対」という意見が挙がった。また、「市でも持続可能な図書館運営のあり方は検討中であることから、継続審査とすべき」という声もあった。





 委員会では委員6人による採決の結果、可否同数となり、委員長採決で不採択となっていた。しかし、本会議での採決では賛成多数(賛成15人、反対9人、棄権1人)で採択となった。





図書館計画でも課題





 市では、市職員数適正化計画の一環で、1993年を最後に専門技術職である司書としての正職員の採用を中止。現在、司書職の正職員はピーク時の3分の2に減少しており、その多くが数年で退職予定という。2019〜23年度の第3次鎌倉市図書館サービス計画の中でも、司書職の採用は「課題」となっている。

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