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ガイド協会 大河ツアー、3カ月で千人 参加者数が徐々に回復

文化

掲載号:2022年6月24日号

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ツアーの様子(同協会提供)
ツアーの様子(同協会提供)

 コロナ禍で減少していた観光客が少しずつ戻りつつある鎌倉市内。放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ゆかりの地を訪れてもらおうと、官民で誘客にも力を入れている。その中の1つ、3月末から始まった大河ドラマ館発のガイドツアーでは、コロナ下で激減した2021年1年間の参加者数に迫る千人に、6月末で達する見込みだ。

 ガイドするのは、鎌倉市内の史跡案内に長けたNPO法人鎌倉ガイド協会の会員たちだ。同協会は、大河ドラマの推進協議会の地域・コンテンツ部会に属し、21年7月に「大河プロジェクトチーム」を発足。協議会との協働事業として、新ツアーを企画。ガイドのための勉強会なども開き、準備を進めてきた。

 3月26日に始まったツアーは、土・日・祝の午前午後の2回、鶴岡八幡宮境内の鎌倉文華館鶴岡ミュージアムに設置された大河ドラマ館が起点の義時コース、頼朝コースの2つを用意。参加費は500円で、各人物ゆかりの地を2時間程度で歩いて巡る。5月には2コース合わせて400人の参加があったという。

一時は例年の1%未満に

 同協会では、例年「古都鎌倉史跡めぐり」と題したツアーを主軸に、コロナ前は年間2万〜2万7千人を案内してきた。

 しかし、コロナ禍で観光客や修学旅行生などが激減。感染状況を踏まえ、主催するツアーも中止が相次ぎ、参加者数は、2万217人だった19年に対し、20年は1%を切る126人、21年は1190人に留まった。

団体申し込み依然少なく

 同協会によれば、今年は活動を再開させ、大河による需要もあるとはいえ、史跡めぐりは参加者数を制限し、旅行会社や学校などの団体での申し込みも少ない。「21年前の大河『北条時宗』の時は6千人増だったため、コロナ下でなければ3万人ほどになっていたかもしれない。今年の利用者数は、従来の半分程度を見込んでいる」と大河プロジェクトリーダーの後藤正明さんは話す。

 ウィズコロナの考えの下、観光客も徐々に戻り始めた。同協会でも、史跡めぐりに音声受信機を導入して人の間隔を確保するなど、感染対策を継続。広報担当の林国雄さんは「7月には、頼朝コースを政子コースにリニューアルします。多くの方に参加していただけたら」と呼びかける。

 詳細は、同協会ホームページ、または【電話】0467・24・6548。

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