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公開日:2026.07.17

高校生が全国に挑む 鎌倉から県代表続々と

  • インターハイに挑む田中さん(手前)と高橋さん

    インターハイに挑む田中さん(手前)と高橋さん

  • 光線銃を構える滝口さん

    光線銃を構える滝口さん

 7月22日(水)に開幕する、夏の高校スポーツの祭典、全国高校総合体育大会(インターハイ)を中心に、幾つもの全国大会の開催が迫っている。さまざまな競技で「激戦区」とされる神奈川県において、鎌倉市の学生たちが次々と全国の舞台へと名乗りを上げている。今号では、神奈川県立大船高校ウエイトリフティング部、県立深沢高校ライフル射撃部を紹介する。

大船高校 ウエイトリフティング部

 6月14日に行われた、全国高校総合体育大会ウエイトリフティング競技大会神奈川県予選会で、79kg級・田中那樹さん(3年)が2位、+94kg級・高橋健太さん(同)が優勝し、8月に行われるインターハイへの出場を決めた。同部は4年連続のインターハイ出場。

 両選手ともに、クリーン&ジャーク(バーベルを肩まで上げてから、頭上に一気に上げる)の自己ベストを更新。顧問の新海裕輝教諭は、「普段以上のパフォーマンスだった。本当によくやってくれた」と称えた。

 田中さんはインターハイ初出場。「ついにきたか」と喜びはひとしおだ。1日5食の「食トレ」が実った成果。「家族が支えてくれて本当に感謝している」と話す。

 高橋さんは、「仲間の応援が力になった。チームスポーツだと実感した」と振り返る。ケガに苦しめられながらも、筋トレやフォームの改善など努力を続けてきた。「田中と一緒に挑めるのがうれしい。自己ベストを目指して、楽しく終わりたい」と意気込む。

深沢高校ライフル部・滝口さん

 6月に行われた全国大会県予選会で滝口蒼太さん(3年)が3位となり、8月1日(土)から4日(火)にかけて、広島県で行われる全国高校ライフル射撃競技選手権大会に出場を決めた。昨年の同予選会では優勝しており、2年連続で全国に挑む。

 滝口さんが出場したのは、光線銃を用いるビームライフル立射競技。10m先の的に45分間で60発を射撃する。

 全国出場を決めたが、「喜べる結果ではなかった」と顔を歪ませる。競技中に「姿勢や立ち位置を修正できなかった」からだ。約4・7kgある銃を支えながら、照準を合わせる。ほんの少しのズレが致命的だ。重要なのは、「筋肉で支えない」こと。「構えをとったときに、自然と的の中心に照準が合っているのが理想形だ」という。そのために、「ルーティンをやりきること」を意識する。「立ち位置、姿勢、構え、脱力、すべてを練習通りに完璧にこなすのが目標」と語る。

 的の中心は約1mm。メンタルのコントロールが高得点には必須だ。「緊張とか、『勝ちたい』とか、そういう雑念がないときが一番結果が出る。『なるようになる』という心境で射座に立つ」

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