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鎌倉 文化

公開日:2023.10.13

パリ在住37年の異色作家
東公代さんが個展
坂ノ下で21日から

  • 色彩豊かな作品と東さん=かさぎ画廊(坂ノ下)

 かさぎ画廊(坂ノ下25の20)で10月21日(土)から、第18回鎌倉芸術祭の一環として「東公代展」が開催される。

 藤沢市出身の東さんは、1979年に渡仏し、パリで画業をスタート。現地で出版された絵本のイラストを描くなど、37年にわたりフランスで腕を磨いた。帰国後の2019年には地元湘南で初となる個展をかさぎ画廊で開き、詩情豊かな作品に200人が来場し、盛況を博した。

 2年前から鎌倉に暮らす東さんにとって、地元で2度目となる今回の個展テーマは、「良い一日を!」。東さんの絵には生き物が描かれ、「鑑賞した人それぞれの物語を作っていただければ。日常からちょっと離れ、絵の世界を楽しんでほしい」と話す。

 油彩、水彩の約40点展示。正午から午後6時、29日(日)まで。入場無料。問い合わせはかさぎ画廊【電話】0467・23・3876。

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