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公開日:2026.04.10
自転車にも青切符 交通違反が反則金対象に
道路交通法の改正により、4月1日から自転車に「青切符(交通反則通告制度)」が導入された。スマートフォンを手に持って通話しながら自転車を運転するなどの交通違反が反則金の対象となる。15日(水)まで行われる春の全国交通安全運動に合わせて、鎌倉警察署と大船警察署では周知の強化を図る。
新たに導入された自転車の青切符は、16歳以上の運転者による違反行為が対象となる。
警察官が自転車での交通違反を認知した場合、基本的には「指導警告」を行う。しかし、事故に直結するような危険な違反や、警告に従わず違反を続ける悪質な運転などは検挙の対象となる。これまでは検挙後は刑事手続となる「赤切符」だけだったが、手続きの負担が少なく前科が付かない青切符が加わったことが今回の制度の変更点だ。
鎌倉警察署では、「地域を巡回する中で話を聞くと、制度変更を知っている方も多く、安全運転への意識の高まりを感じている」と話す。青切符の対象は16歳以上だが、自転車は小中学生が運転することも多いため、市内の学校を訪問して安全教室を行うなど、周知の強化を図るという。
自転車での違反行為のうち、青切符での処理が行われる「反則行為」では、▽スマートフォンを手にして通話したり画面を注視する(反則金1万2千円)、遮断踏切立ち入り(同7千円)、右側通行(同6千円)、信号無視(同)、歩道や路側帯の通行(同)、ブレーキ不整備等(同5千円)、指定場所で一時停止しない(同)など。大船警察署では、「車道の右側を通行する自転車は多く見かけます。自転車も運転すれば車両という意識を持って、交通ルールを守っていただけたら」と呼びかける。
自転車事故比率は増傾向
自動車の安全性能向上などにより全国的に交通事故の発生件数は減少傾向にある一方、自転車が関係する事故の割合は高まっている。
昨年、鎌倉警察署管内では人身事故390件のうち100件(25・6%)が、大船警察署管内では人身事故146件のうち38件(26%)が自転車の関係する事故だったという。
さらに、事故割合の増加だけでなく、自転車が関連する死亡事故や重傷事故では、自転車側に法令違反があるケースも多いことから、取り締まり強化や違反行為の迅速な処理や前科を付けない責任追及を目的に制度が変更された。鎌倉市内で自転車を利用する人からは「変更内容や違反内容がわかりにくい」「スマートフォンの『ながら運転』や、傘をさしての運転は危険なので、変更をきっかけに減ってくれたら」との声もあがる。
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