6月15日(金)から18日(月)まで群馬県で開かれる「関東高等学校陸上競技大会」(インターハイ南関東地区予選)に茅ヶ崎市内の高校から、茅ケ崎北陵高校陸上部女子チームと、茅ケ崎西浜高校3年の永井佑樹君が出場する。
結束は「人狼ゲーム」で北陵女子リレー
女子4×400mリレーで県予選4位(3分51秒45)の成績を残した北陵高。メンバーは小池さくらさん(3年)、金島彩香さん(同)、小松実織さん(同)、田村桃子さん(同)、福岡千夏さん(2年)、山根綾乃さん(同)の6人。陸上部の橘川有太顧問は「力のある部員が揃い、総合力で結果がついてきた」と評する。
各自の専門種目は200m、800m、400mハードルなど異なり、リレー練習は限られる。その中で部員同士の結束の秘訣はスマホの「人狼ゲーム」。人の中に紛れた狼(人狼)を探し出す心理戦を通して、「本音を隠すのが上手い」「練習では見せないくらい弾ける」と互いの性格を知りチームワークを高めている。自他ともに認めるリレーとゲームのエース・小松さんは「目標は決勝に残ること。バトンを受けたら前に走る人を全員抜かしたい」と力を込めた。
食事は1日6回円盤投・永井君
永井君は、県予選で円盤投5位(38m84)の結果を出し、関東への道を切り開いた。「自己ベストに届かず、まだ満足のいく結果とは言えない」と振り返る。陸上部顧問の河野佑太教諭は「直前の練習ではもっと調子が出ていた。勢いを全国につないでくれれば」と話す。
高校で初めて陸上部に入部した永井君は、部活の先輩たちの活躍を聞いて円盤投を始めた。「練習を重ねてイメージ通り身体が動いたとき、記録として結果が出ることにやりがいを感じる」と競技の魅力を語る。
昨年秋に右足を故障し、今年の2月まで投てき練習ができなかったが、その間は上半身の筋力トレーニングに注力。「1日に6食」と体作りにも余念がない。関東に向けては「まずは目標の40m。県大会での気持ちをバネにして、さらに上位を狙っていきたい」と意気込んだ。
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