横須賀・三浦 社会
公開日:2026.04.03
歌手 三浦洸一 遺族ら 三浦市にCD寄贈 故郷の情景歌った5曲
叙情歌謡の旗手
三浦市出身で、戦後の歌謡界を彩り、昨年97歳で他界した歌手・三浦洸一さん(本名・桑田 利康)の遺族や関係者らが3月26日、三浦市役所を訪れ、ヒット曲を収めたCDを寄贈した。妻・節子さんの「三浦で生まれ育った夫の記録や功績を何らかの形で残していきたい」という思いから実現。ビクター・エンタテインメント(株)が編集し、『城ヶ島大橋』や『三浦三崎のマドロスさん』『ふるさとの岬』など三浦市を題材にした5曲を収録している。
1928年に最福寺(三浦市白石町)の三男として生まれた三浦さんは、53年にデビュー。同社専属となった際、出身地である三浦が姓に、「周囲を海に囲まれた三浦のように、光り輝く存在に」という願いのもと、「洸一」が名に決まったという。
デビュー曲の『さすらいの恋唄』や、一躍その名を知らしめた『落葉しぐれ』をはじめ、55年には『弁天小僧』、川端康成の小説をモチーフにした『踊子』など、時代を彩る名曲を世に送り出してきた。文学的な作品も多く、「文芸歌謡の第一人者」と呼ばれた。
また、NHK紅白歌合戦には8回出場し、昨年には日本レコード大賞の「特別功労賞」も受賞。『森田一義アワー 笑っていいとも!』に1年間レギュラー出演していたこともあった。専属マネージャーを務めていた加来信幸さん(78)は「三浦氏は根が真っ直ぐで本当に真面目な男だった。その実直すぎるコメントをタモリさんがうまくいじって笑いに変えていた」と懐かし気に思い出を振り返った。
出生地である最福寺では、今年3月頃に同寺敷地内に墓石とともに『落葉しぐれ』の歌詞が刻まれた石碑を建立している。三浦市は、寄贈された資料やCDを展示・紹介する特別展を4月1日から白秋記念館で実施している。
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