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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2021.06.04

虐待防止イベントへ奔走
市内在住 森今日子さん

  • 赤城さん(左)と森さん

 市内在住の森今日子さん(33)が、「子ども虐待防止策イベントin神奈川2021」を今冬に開催しようと奔走中だ。

 子ども虐待は、制度上の課題のほか、親子両方ともに虐待と認識していない状態があるなど、多岐に渡る問題が横たわる。そんな中、当事者の声を、市民や地元政治家に届けようと企画した。

 3児の母である森さんは、2019年に千葉県で起きた女児虐待事件を機に「自分でも何かできないか」と考えるように。そんな時に、ライターの今一生さんが中心となり各地で実施する「子ども虐待防止策イベント」の存在を知った。

 市内でも開催しようと動き出した森さん。職場の上司である赤城基予子さん(47)に相談したところ、赤城さん自身も育児放棄を受けた経験があり、思いに共感。二人三脚で動き出した。

 「私が発信することで、関心を持ってもらえれば」と森さん。現在、「親への手紙」を朗読してくれる虐待当事者、スタッフを募集している。(問)【メール】kanagawa.kodomo2021@gmail.com

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