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平塚・大磯・二宮・中井 経済

公開日:2026.01.01

1市3町の首長に新春インタビュー
二宮町村田邦子町長(68)

  • 1市3町の首長に新春インタビュー (写真1)

町民の声まちの原動力に

―昨年を振り返って

 「二宮町にとって大きな節目の年となりました。懸案であった新庁舎の整備計画が前進し、公募型プロポーザル方式で事業者が決定したことに安堵しました。2026年からは建築工事が進んでまいります。また、町制施行90周年の記念事業が行われ、子どもから大人までさまざまな団体が参画しました。その中でも特に『こどもまんなか元年』を掲げ、こどもの権利条例策定に向けた大きなきっかけとなるイベントを実施しました。町内の団体やこども家庭庁の職員も交えた話し合いが行われ、良いスタートを切れたと評価しています。さらに、こどもたちだけで構成する『こども版気候市民会議』では、未来づくりの一歩となるアイデアが生まれ、これを実現しました。その他、観光協会が一般社団法人化し、自立的な運営と盛り上げへの気概を見せていることや、台風被害を踏まえた雨水貯留タンクの設置補助やLED照明器具の買い換え促進補助といった施策も開始しました」

―今年の展望は。

 「最重要課題の一つとして、こどもの権利条例の制定に向けたプロセスを本格化させます。こども会議を複数回開催し、条例の前文に皆の気持ちや理念を込めるための話し合いを進めます。条例は2027年4月1日の施行を目指します。また、不登校対策として、校内教育支援センターの『ほっとルーム』を居心地の良い空間にリニューアルし、フリースクールに通う児童等へ利用料を支援します。インフラ面では、新庁舎の工事が始まり、主要な基礎や柱に着手し、目に見える形で建設が進みます。ラディアンは2027年から2年間、大規模改修に入り、図書館は交流拠点となる新たな居場所に生まれ変わります。加えて、町の将来像を示す第6次総合計画・後期計画の策定準備も始まり、こどもの声も反映できるように幅広い世代の声を丁寧に集めていく方針です」

―まちの最高潮ポイントをあげるならば

 「他の自治体に先んじて動く『先駆けていく力』と、『自分たちの思いを実現したいという町民のパワー』です。町の施策は、行政の計画だけでなく、このエネルギッシュな町民の要望や動きに連動して進んでおり、この躍動感と前進していく力が二宮町の最大の強みです。今年に込めた言葉『声』は、単に要望を聞くだけでなく、現状を踏まえて『どれを優先するか、どう使っていくか一緒に考えていく』という、町民との共同作業を重視する姿勢を表しています。町民の皆さんは『ただ住む』だけでなく、自らやってみるという気概で様々なことにチャレンジしてほしいと思います。町は寄り添い、応援し、共に二宮町をつくっていきます」

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