インフルエンザが猛威をふるっている。厚生労働省は、1月第3週(15日から21日まで)の患者数が前週より約171万人増えて約283万人に達したと発表した。大磯・二宮町の町立小中学校では臨時休業が相次ぐ。
県内における、同時期の1医療機関あたり患者報告数は54・49。前週の23・87から約2・3倍となる急増ぶりで、流行警報レベルの30を超えたことにより、県は25日に警報を発令した。
地域別では、大磯町と二宮町を含む平塚保健福祉事務所管内が57・27。茅ヶ崎市保健所区域の77・27が最も高く、小田原保健福祉事務所足柄上センター管内の21・80が一番低かった。
大磯町では、1月18日と19日に大磯小学校の1年生1クラスが学級閉鎖となったのを最初に、小中学校全4校で臨時休業が生じている。欠席児童11人中9人がインフルエンザに罹ったクラスもあった。
二宮町教育委員会によると、1月16日に山西小学校の2年生1クラスが学級閉鎖に入り、23日から26日まで二宮小学校で5学級が2日間または3日間の臨時休業に至った。二宮中学校では2年生が学年閉鎖した。
中井町の小中学校では1月30日現在、臨時休業の措置は取られていないという。
県は、今後もさらに患者数が増えると予想。感染とその拡大を防ぐために、こまめな手洗いや適度な湿度(50〜60%)の調整などを行い、せきやくしゃみが出る場合はマスクをするよう呼びかけている。
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