お気に入りの本を5分間で紹介し合い、一番読みたくなった本を決める「ビブリオバトル」の初心者向け講座が、10月5日に大磯町立図書館で開かれた。
「はじめてのビブリオバトル」と題した全2回の講座の1回目。ビブリオバトル普及委員の粕谷亮美さんが講師を務めて、その成り立ちやルールなどについて解説し「人を通して本を、本を通して人を知ることができる」と魅力を語った。
図書館職員らのデモバトルの後、参加者がテーブルに分かれて実際にビブリオバトルを体験。ミステリー小説や随筆、環境問題について書かれた本などを持ち寄った参加者は「丁寧な描写で、その場にいるような気分にさせてくれる」「最後の一文を読むと、ハッとさせられる」などオススメの本の魅力を自分の言葉で語り、他の参加者からの質問にも答えた。全員の発表後、各テーブルごとに参加者が一番読みたくなった本を一斉に指さしてその日の「チャンプ本」を決めた=写真。
初めてビブリオバトルを体験した50代の女性は「色々と面白そうな本を知ることができた。本は、読むことでたくさんの人生を追体験できるので、子どもたちが参加すると良いと思う」と話した。
19日に第2回
同講座の第2回は、10月19日(土)午後2時から開催。小説家の竹内真さんが来館し、ビブリオバトルへの参加やトークショー、サイン会を行う。参加無料。事前申し込み制で先着30人。申し込みは同館へ電話(【電話】0463・61・3002)、または図書館のカウンターへ。
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