大磯署管内の昨年11月末時点の人身交通事故は、前年に比べ件数・負傷者数ともに減少したものの、9月に大磯町高麗で自転車を運転していた80代の女性がバイクと接触して亡くなる交通死亡事故が発生。これにより2018年12月から続いていた交通死亡事故ゼロの継続日数が1023日で途絶えた。
昨年の交通事故のうち、65歳以上の高齢者が関わる事故が46%、二輪車が関わる事故が36%と、この2つで全体の8割以上を占める。交通課では「高齢者事故の9割が自動車の運転中。高齢になると、動くものを見る時の『動体視力』や、見える範囲の『認知能力』、危険を感じてからの『反応時間』などの心身機能が衰える。過信せず、常に余裕のある運転を心がけて」と呼びかける。またアクセルとブレーキの踏み間違いや車線逸脱を防ぐサポートカーも推奨している。
二輪車事故については「右折してくる対抗車両との事故が多い。対向車の動向に十分に注意して、ヘルメットやプロテクターなどの正しい着用を」と同課。大磯署では関係団体と啓発活動=写真=を定期的に実施している。登下校時の見守り活動により、中学生以下の子どもが関わる交通事故は1件のみだった。
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