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公開日:2022.09.09

大磯TA(テニスアカデミー)布川優さん
全日本ダブルスで準優勝
息合わせペアで掴んだ銀

  • 賞状と銀メダルを手にする布川さん

    賞状と銀メダルを手にする布川さん

  • 塩津さん(左)・布川さんペア

    塩津さん(左)・布川さんペア

 大磯テニスアカデミーに通う布川優さん(14)が、8月に大阪府で開催された「全日本ジュニアテニス選手権大会」の14歳以下女子ダブルスで準優勝を果たした。県大会、関東大会とペアを組んできた松原テニスクラブ横浜の塩津愛さん(14)との息の合ったコンビネーションで銀メダルを掴んだ。



 試合前に「一戦一戦を大切にしながら、楽しんで戦っていこう」と誓い合い全日本へ挑んだ2人。ペア歴は1年ほどだが、前衛が積極的に前に出てポイントを奪えるよう、後衛がしっかりとサポートをしてチャンスを作る絶妙な連携が持ち味だ。この大会でも、試合を重ねるたびに2人の息が合っていったという。準決勝では関西代表の小坂莉來・藤井小夏ペアと一進一退の攻防を繰り広げ「お互いを信じて、最後は気合」(布川さん)で勝利を引き寄せた。



 迎えた決勝では関西代表の水口奈美希・石田実莉ペアと初対戦。世代の頂点を決める戦いに、2人の緊張もこれまでに以上に高まった。緊張から生まれたミスで主導権を奪われ1セット目を6-4で落とすと、勢いづいた相手に2セット目も防戦を強いられる展開に。徐々に追い込まれるなか2人で励まし合い、布川さんも「どうにかリズムを取り戻そう」と難しい場面でも果敢にポイントを奪いに挑んだが、流れを取り戻せないまま押し切られ6-1で敗れた。



先を見据え向き合う



 シングルスにも出場し、2回戦で敗れた布川さんは「優勝できなかったくやしさはあるけれど、初めて単複で全日本に出場して、塩津さんとダブルスで決勝まで残ることができて、とても良い経験になった」と大会全体を振り返った。



 中学校最後の夏が終わったが、秋以降も大会出場は続く。来年はテニスの強い高校への進学を希望しており「高校生という新しい環境になっても気を緩めず、先の自分を見据えながらテニスと向き合っていきたい」と抱負を語った。「高校では全国大会のシングルスでベスト8以上、ダブルスでベスト16以上を目指す」と心に誓う。



 同アカデミーで布川さんを指導する小野峰樹コーチは「最高の舞台でも気を抜くことなく、全国の強者を相手に1戦ごとにペアプレーの質を上げながら勝ち進んでいく姿が印象的だった」と語り、「頂点まであと1歩だったが今後の課題として、今回成し遂げることが出来なかった優勝を目指し、これからも頑張って欲しい」とエールを送った。

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