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大磯・二宮・中井 文化

公開日:2023.08.25

「行きつけ」の温かさを
中井町「ポルカ」の山崎さん

  • 「好きなもの」が並ぶ店内で取材を受ける山崎さん

    「好きなもの」が並ぶ店内で取材を受ける山崎さん

 「人が自然に集まる場所を中井町にも作りたい」。中井町在住の山崎貴子さん(41)は、東京での就職を経て生まれ育った中井町に戻り、今年4月にカフェ「ポルカ」(遠藤)を開店。「常連さんたちがおしゃれして来てくれるのがうれしい。子どもの面談で席を外した時、お客さんが店番をしてくれたこともあるんですよ」と早くも温かなコミュニティに顔をほころばせる。

 エメラルドグリーンの目を引く店内には、山崎さんが買い付けたヴィンテージ調の雑貨がずらり。若者文化の発信地・下北沢の古着屋で勤務していたという山崎さんは、「好きなものが似ているという共通点で人と人がつながっていくのを見てきた」と、店舗があることでつむがれる人の輪の魅力を話す。

 伸び伸び子育てしたいと7年程前に中井町に戻ってきた。コロナ禍も経験し、「店舗が多く『行きつけ』を作りやすい東京よりも、地方の方が人々が孤立しがちだと気づいた」と山崎さん。ふらりと立ち寄り、おしゃべりできる場所を作りたいと、雑貨も並ぶカフェとして営業を続けている。

 キッチンが小さく、提供できるメニューが限られていることや、お客さんと会話する時間を確保したいという思いから、「地元のお店で買ったパンなど持ち込んで大丈夫です」とにっこり。「長く続けられるようにがんばります」と話していた。

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