山北町議会は12月18日、19日、議会議員研修会を実施した。
当日は、議会力・議員力の発揮へ「地方議会改革を実践する」と題し、長野県の飯綱町前議会議長の寺島渉氏が講師を務めた。寺島氏は「追認機関」から脱し、町長と切磋琢磨する新しい地方議会を目指す新たな制度を創設し、「学ぶ議会」を合言葉に政策提言のできる議会を実現した。著書に「地方議会改革の10年」がある。
寺島氏は、いかにして飯綱町議会を改革していったのかを、軽妙な語り口で興味深く説明し「議会改革は避けて通れない。改革の速度を上げて頑張ってほしい」と訴えた。また、山北町の議会報を「簡潔でわかりやすくまとめている」と絶賛。全国の町議会の現状などにも触れた。
研修を終えた府川輝夫議長は「先生の実体験をふまえたすばらしい研修だった。他の議員も喜んでいます。どんな質問でも丁寧に答えてくれた。これを今後に活かしていきます」と話していた。
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