秦野市議会の議会活性化特別委員会(高橋文雄委員長)は、同委員会会議を5月16日に開催。これまで検討が重ねられてきた議員定数に関して、初めて「2人減」という具体的な数字が示された。
議員定数に関しては、議会活性化特別委員会の中に小委員会を設置し、議論が交わされてきた。その中で具体的に定数を何人とするかについては、それぞれ委員会のメンバーが会派に持ち帰って協議し、この日の会議で意見を持ち寄ることになっていた。
委員会では、共産党を除く全ての会派が、議員定数を削減することに賛成。「厳しい経済状況の中、われわれ議員も身を切るべき。他の会派の意見も尊重し、多くの議員が賛同できる2人減とし、スピーディに改革を進めたい」(民政会・阿蘇佳一議員)、「あまり人数を減らしすぎても地域の特性が生かせないが、削減後の常任委員会の構成などを考慮し、減員は2人が妥当では」(新政クラブ・小管基司議員)、「議会制民主主義の根幹に関わる問題なので十二分に論議する必要がある。議会運営のあり方について論議したうえ、他の会派とも協調できる2人減としたい」(緑水クラブ・横溝泰世議員)、「議会改革を前提としながら2人減としたい」(公明党・山下博己議員)と、揃って定数を現在の26人から24人とすることを提案した。
一方共産党の露木順三議員は「市民の意見をくまなく市政に反映するためにも現状の定数を維持する必要がある。2人減の根拠は?」などと訴えた。
今回の意見をもとに、最終的に委員長報告としてまとめられ、6月議会の初日にあたる6月7日、高橋照雄市議会議長に渡される予定。早ければ6月議会で議提議案として提出され、審議されることになる。
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