秦野版 掲載号:2013年6月22日号
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東アジア競技大会の400m日本代表に選ばれた 小林 直己さん 戸川在住 22歳

迷い悩み それでも走る

 ○…バネのある走りが武器のスプリンター。約170cmの身長は陸上では小柄な部類なのだという。6月8日に行われた全日本陸上選手権に初出場。決勝で46秒91を記録し10月開催予定の東アジア競技大会の日本代表に選ばれた。大役抜擢に「まだ実感が湧かないんです」とはにかむシャイさが魅力的だ。

 〇…東アジア競技大会はこれから活躍が期待される若手選手が多く選出されるが「ここまで来るのに遠回りをしてきた感じです」と振り返る。大根小出身。ボタンがあったら押さずにはいられない典型的なやんちゃ坊主は、体育の授業で陸上の楽しさを知ってからひたすら走る毎日を送るようになった。秦野総合高校3年時に県大会で優勝するも、インターハイ前に両足の肉離れをおこした。出場したが結果は振るわず、涙を呑んだ。

 〇…「納得のいく走りを」と卒業後、地元企業の実業団チームへ。ところがリーマンショックの影響で陸上部は2年で廃部。失意の中、記録も中学生並みに落ちた。「陸上から離れるべきなのか…」。迷いを脱するきっかけになったのが、高校時代の恩師に紹介された日大藤沢高校の陸上部臨時コーチの仕事だった。一心に走る生徒の姿に昔の自分を重ねた。「やっぱり自分は陸上が好きだ」。学費を貯め、同じ400mの選手として名を馳せた高野進氏から指導を受けられる東海大学へ入学した。

 〇…現在同大学工学部材料科学科に在籍。一生陸上に関わりたいと、スパイクなどのスポーツマテリアルの研究に取り組む。陸上に打ち込む背中を、両親と祖母が支え、疲れを愛猫2匹が癒してくれる。友人たちの応援も心強い。今後の目標は「まず東アジア選手権で結果を出すこと」。広く認められる選手になり、いずれは世界陸上などに出るのが夢。「ここまで来たら極める所まで走り抜けたい。一生陸上人生です」。まっすぐな目がキラリ光った。
 

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