秦野 人物風土記
公開日:2026.07.17
秦野商工会議所の専務理事に就任した 高垣 秀一さん 上大槻在住 60歳
「地域経済のため、全力つくす」
○…「行政が目指すのは住民の福祉の増進。商工会議所もそのゴールは同じ。視点を大きく持ち、住みやすい街を作ることが産業の発展につながる」と力強く見据える。6月1日付で、秦野の経済を牽引する秦野商工会議所の事務方トップに就任した。1カ月が経ち、「職員は幅広い範囲で、緻密に、主体的にサポートに当たっている。みんなと力を合わせていきたい」と話す。
○…南小、南中、秦高出身。早稲田大学では教育学部で学び保健体育の教員免許も取得した。しかし「地元に貢献したい」との思いから市役所へ入庁。建設、都市、政策部長を歴任した。特に印象深いのは、2004年に施行した企業誘致に関する条例の起案だ。ゼロからの条例作りに苦労したが、大きな達成感を得た。政策部門には、通算14年ほど在籍。各部間や対外調整にも奔走し、その時の経験は「人と人とのコミュニケーションが一番大事」という信念をさらに育てた。職員にも、その考えを強く伝えている。
○…中学から没頭したサッカーでは、大学で日本代表と対戦した経験を持つ。性格は、目的を決めると突き進むタイプ。小さな目標を設定し、成功体験を積み重ねながら大きな目標へと邁進する。趣味は3年ほど前から始めた車中泊旅。愛車のハイエースと共に夫婦で全国を巡る。今春は10日間をかけて、北海道4千キロを走破。「道の駅や朝市へ行くと、地域の生の姿を見られるのが楽しい」。会議所運営のヒントにもなっている。
○…市役所で培った豊富な行政経験と調整能力を発揮し、地域経済の発展に心を捧げる覚悟だ。「第二の人生、ここに賭けて、全力を尽くすつもりです」。引き締まった表情に、決意がにじんだ。
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