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秦野版 公開:2019年3月8日 エリアトップへ

本町公民館で3月8日、子どもの貧困問題や子ども食堂などについて講演を行う 関 修司さん 鶴巻南在住 69歳

公開:2019年3月8日

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人々を照らす炎を心に

 ○…演会の題目は「貧困の子供達の居場所つくり、子供食堂など現在の実情」。つるまき聖書チャペルの牧師、主任児童委員、保護司という多彩な顔を持ち、修学旅行を諦めざるを得ない相対的貧困の子ども、虐待で苦しむ親子等に手を差し伸べてきた。「きっかけがあれば力を発揮できる人が多い。励まして背中を押す”リトルプッシュ”が大事なんです」と語る。

 ○…小学2年生まで石川県で過ごし、その後、神奈川へ。社会問題と真摯に向き合う今の姿からは想像しづらいが、少年時代は「楽な事が好きだった」。相模原高校時代、同級生のカンニングに協力し、軽い気持ちで自分の答案用紙を見せた事がばれた。剣道部の顧問が「僕はこんな事を剣道で教えなかったはずだ」と涙ながらに諭してくれ、”人生はまじめにやらなきゃいけない”と改心。友人の影響でバプテスト教会へ通い始め、神学校へ。「世のため人のためになれば」と宣教師に付き、真田に伝道所を開所。1974年、鶴巻南に教会を設立し牧師となった。

 ○…5人の子どもを育てる中で小中高でPTA会長を任され、その流れで自治会活動にも誘われた。6年前から鶴巻自治会連合会副会長、鶴巻第一自治会会長を務める。「今後は点や線でなく、面や立体で考えよう」と福祉の観点のみならず、商店なども含めた”協議体”でのまちづくりを目指す。昨年開所した市内初の市民運営型子育てサロン「ちっちゃなて」の立ち上げにも尽力した。

 ○…母も民生委員だったと、大人になってから知った。「知らぬ間に影響を受けていたのかも」。目指すのは、ろうそくのような人生だという。「自分の身を削ってでも、人々を照らす炎を灯したい。一つの火は小さくても、集まれば大きくなります」と熱く語った。

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