コロナ禍でテレワーク等の急速な普及により、都内在住者等の移住機運が高まっている。秦野市はこの状況をチャンスととらえ、今年度「移住お試し住宅モデル事業」を新規事業として推進。現在、この「移住お試し住宅」で使用する空家を募集している。
募集する空家の条件は、中心市街地から離れた空家であること、複数年貸し付けが可能であること、バス・トイレ・キッチンなど日常生活に支障のない設備が設置されていること、この3点すべてを満たすもの。募集棟数は1棟で、決定すれば市が借り上げる。応募が複数あった場合は、市と所有者との協議の上で決定する。募集期間は5月20日(木)まで。市交通住宅課空家担当では「市外の方に、自然豊かな秦野を体験してもらえればと思っているので、そういう環境に空家をお持ちの方はぜひご連絡をお願いいたします」と話している。問い合わせは同課【電話】0463・82・9642へ。
10月頃から事業開始予定
秦野市には現在、市街地に近い場所に定住化促進住宅「ミライエ秦野」を整備している。そのため、今回は市街地から離れた場所で、ゆとりのある暮らしを体験してもらうことを目的としているという。
同事業は、市外在住者に「移住お試し住宅」で最大2週間程度の短期滞在によって秦野の暮らしを体験してもらい、その後、空家バンクの登録物件や市が連携協定を締結している不動産関係団体等を紹介し、定住促進につなげる。
市は今後空家のリフォームなどの整備を行い、10月頃から利用者の募集を開始する予定。
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