地域の防犯活動に尽力する個人、団体に贈られる神奈川県警察本部長褒章の伝達式が3月4日、秦野警察署(竹田茂署長)で行われた。個人の部では原田五保子さん(南矢名)、和田稔さん(柳川)、団体では秦野飲食店組合(川口浩太組合長)が表彰され、竹田署長から記念の盾が贈られた。
原田さんは8年ほど前から自治会役員として防犯に携わり、現在は防犯指導員連絡会の会計を担う。原田さんは「資源回収や地域防犯などを行ってきました。受章は驚きましたが、地域のお役に立てているのかなと感じました」と喜びを語った。
和田さんは秦野少年補導員連絡会の会長などを歴任。現在は監事を務める。警察ボランティアとして未成年の非行防止や見守りなどのほか、昨今では青少年のサイバー教室にも力を入れており「個人での受章だが、組織でもらったものだと思っている」と話した。
秦野飲食店組合は、同署の特殊詐欺撲滅対策協力店として広報活動に協力したほか、チラシや啓発品、ホームページへの掲出など継続した防犯活動を実施してきた。川口組合長は「継続して呼びかけることで1件でも被害が減れば」と話した。
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