秦野 人物風土記
公開日:2026.06.12
早稲田大学校友会・秦野稲門会会長に就任した 萩原 芳樹さん 平沢在住 75歳
「縦割りじゃなく、フラットに」
○…秦野に縁のある早稲田大学の卒業生70人以上が集う「秦野稲門会」。昨年創立20周年の節目を終え、今年は次の時代への新たな始まりの年となる。自身は秦野市剣道連盟の会長という重役も担うが、「『サポートは任せて』と背中を押され、やらない理由がなくて」とほほ笑む。就任のあいさつでは、同会を「早稲田愛にあふれる多才な人材の宝庫」と表現。心強い仲間たちと、新たな一歩を踏み出す。
○…山口県下関市出身。東京への転居後、中学2年〜大学生までは川崎市で過ごした。早稲田大学理工学部機械工学科ではロボット工学の第一人者のゼミに。「稲門会には、偶然同じゼミの出身者が3人もいて」と目を見張る。卒業後は日立製作所に勤務し、結婚後の戸建て購入を機に秦野へ。緑豊かな「運動公園(カルチャーパーク)がお気に入り」だ。
○…ライフワークは高校から始めた剣道。社会人で一時離れたものの、長男の競技開始を機に再開し、現在は7段の腕前を誇る。子ども夫婦や孫まで、「一族の段位を合わせると計33段」という筋金入りの剣道一族。「また数が増えるかも」とこれからの楽しみも尽きない。
○…「定年までは秦野のことを深く知らなかった」というが、現在は妻・好志子さんの紹介もあり市内で詩吟教室に通うほか、ゴルフや俳句など興味の幅は広い。剣道連盟も稲門会も、多様な世代が所属し、対面で交流する組織。縦割りの堅苦しい場にせず、時折ぽろりと冗談を交えて周囲を和ませるのが自分流のコミュニケーションだ。「お互いに敬意をもって接していれば、自然と居心地の良い場所になると思っています」。気配りとフラットな姿勢で、稲門会をさらに発展させていく。
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