旭区・瀬谷区 人物風土記
公開日:2012.02.09
県新人戦を制した県立金沢総合高校女子バスケットボール部の新監督
清水 麻衣さん
本村町在住 25歳
心に継続「敵は己」
○…「うまくなりたい」。その一心で中学からバスケを続けてきた。金沢総合バスケ部では星澤純一前監督のもと、2004年にウィンターカップ制覇。国立大の教育学部から09年、教諭として母校へ。翌年から同部アシスタントコーチを経て監督に就いた。1月上旬の全日本総合選手権への出場で、新チームの準備期間は2週間足らずという中、14日〜21日の県大会(新人戦)では4試合を勝ち抜き、4年連続優勝を遂げた。
○…全国制覇4回の名門チームを、指導歴35年の星澤前監督から受け継ぎ「選手、コーチ時代に言われてきたことの根拠がわかるようになった」と視野の広がりを実感する。授業では保健体育を担当。「教員として生徒や保護者、周りの人に何か一つでもいい影響が与えられるよう、できる限りのことをしたい」。家族や教員、友人らに支えられてきた自分の姿を、次世代の子どもたちに重ねる。
○…自転車やなわとび、キャッチボールなど運動が好きだった幼少期。3日間しかなかった夏休み返上で高校生の合宿に参加するなど、市立万騎が原中学校ではバスケに打ち込んだ。「妥協は嫌いだし、やめたいと思ったことはない」ときっぱり。「自分を追い込んで心を鍛えれば、結果はついてくる」。高校入試にトップ合格し、新入生代表のあいさつで掲げた「文武両道で成績トップを維持する」という目標は有言実行を果たした。バスケでは苦手のシュートを克服しようと、オフを除いて毎朝、自主練習を始発電車通学で継続。シューターとして3年生でスターティングメンバーの座をつかんだ。チームの基本理念の一つ「継続は力なり」は今も心に置いている。
○…住み慣れた地元横浜をぶらぶらしたり、友人とのおしゃべりで気分転換する。昨年は5日しか取れなかった休日の確保が悩みの一つ。「やるからにはガツンとやる。日本一頑張るチームにしたい」。立ち止まる気配は当面なさそうだ。
ピックアップ
意見広告・議会報告
旭区・瀬谷区 人物風土記の新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











