箱根駅伝関連のデータ収集で知られる西條純一さん(神之木在住)に、今年のチーム分析を聞いた。
――ずばり優勝候補は?
西條―本命の早稲田大は、学生3大駅伝の3冠を狙っている。対抗馬は、3連覇がかかっている東洋大。早大の問題点は誰が山登り・山下りを走るかということ。ここを無難に走れば、ぶっちぎりの優勝になる可能性が大きい。東洋は、柏原ら前回優勝メンバーの出来次第となるだろう。
――ダークホースは?
西條―駒澤大。1年・2年生中心で将来が楽しみ。全日本大学駅伝で2位だった実績は侮りがたい。
――シード権争いは?
西條―前回、シード権を取った10校のうち、上位3チーム以外は、どの大学もシード権が確実とはいえない。どこが落ちても不思議でないほど、激しいシード権争いが予想される。
――注目選手は?
西條―東洋の柏原。今シーズンは不調だったが、どこまで復活しているかに注目したい。彼が去年並みに活躍しないと、東洋の3連覇は難しい。花の2区で注目しているのは、拓殖大・日大の留学生と村澤(東海大)、大迫(早大)、鎧坂(明治大)の区間賞争い。
――今年の神大は?
西條―前回は18年ぶりに出場できなかったが、今回は予選会を無事突破、2年ぶりの出場を果たした。飛びぬけたエースはいないが、平均した力はあり、ミスなく走ればシード権が見えてくる。何とかシード権にからむレースをして欲しい。
|
<PR>
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|