境川ダービー 完敗 SC相模原 初勝利はお預け
相模原は「境川ダービー」で完敗喫す――。JFL(日本フットボールリーグ)の地元フットボールクラブ・SC相模原は16日、相模原麻溝公園競技場でFC町田ゼルビアとのホーム開幕戦で1―4で敗れた。相模原は開幕から連敗となった。
待ちわびた約5000人ものサポーターたちが詰めかけたダービー当日。競技場は緑と青のコントラストに彩られた。相模原の選手たちに硬さが色濃く残る中、ゲームが始まると前半15分に町田が先制。37分に新加入の御給(ごきゅう)匠のゴールで追いつくがその後も得点を許した。前節同様、試合終了間際にも失点した相模原。JFL昇格後、初のホームゲームを勝利で飾ることはできなかった。
試合後、うつむきながら引き揚げてくる選手たちを「切り替えていくぞ」と手を叩いて鼓舞した木村哲昌監督。ダービーの悔しさを次節(24日(日)福島ユナイテッドFC)で晴らす。