さがみはら中央区版 掲載号:2017年4月6日号

アフリカや南米など約70カ国を旅し、現地の様子を写真に収めている

中里 勲さん

清新在住 75歳

「懸命に生き抜く姿」捉え

 ○…これまで訪れた国はアフリカを中心に約70カ国。一人で「自由気ままに」旅するのが好きだ。一度の旅行は3カ月ほどの長期滞在。ベースキャンプを置き、そこからバスなどを利用して国境を越え、様々な地域に出向く。その全てでカメラ片手に写真を収める。言葉は話せずとも、「言いたいことは表情でわかる。ハグして握手すれば分かり合えますよ」。収めた写真に子どもたちの姿が多いのは、「彼らは警戒しない。すぐに友達になれますから」。

 〇…工務店を経営していた頃の友人に誘われ、アフリカのウガンダを訪れたのが18年前。それから毎年、「日本の喧騒を抜けて何も考えずにいられる」海外へ足を伸ばした。海外、特にアフリカは治安も心配されるが「怖さは感じたことがない」。その都度、そこで生きようと決心して行くためだ。昨年8月にはマダガスカルを24日間かけて縦断。今回、その際出会った現地の人の姿や、雄大な自然を収めた写真約100点を市内で初めて展示する。

 〇…岩手県住田町出身。東日本大震災では甚大な被害を被った町だ。震災の翌日、いても立ってもいられず、トラックいっぱいに物資を詰め込み故郷へと飛んだ。今でも年に数回、ボランティア活動に精を出す。「地元の特産品を買うことが応援すること」と、東北の海産物を買い込み近所に分けて回ることも。被災地の子どもたちとの交流の機会も楽しみの一つだ。

 〇…「貧しい国に生まれながら、懸命に今を生き抜く人々」「親と離れ離れになりながらも、屈託のない笑顔をレンズに向ける子どもたち」―。その一枚一枚の写真は確かに何かを訴えている。現地を旅する中、過酷な環境下に生きる人たちに触れ、知らないうちに涙することがあった。帰国後は決まって、贅沢を控えるようにした。写真展を通して「たった一食に困るアフリカの人たちの姿から何かを感じてもらえれば」。それが切なる願いだ。

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