大和市を拠点とするコミュニティーラジオ局「FMやまと」(77.7MHz)が、3月11日(月)に防災特別番組を放送する。「東日本大震災から得た教訓」をテーマに災害への備え、発生時の対応などについて伝える。
この防災特別番組は、東日本大震災から丸2年となることから、改めて個人・地域の防災意識を高める目的で同局が企画。午前7時半から午後7時に放送している通常の放送枠を、番組ごとに防災をテーマに展開する。
放送当日は、被災した宮城県内のラジオ局「FM石巻」(石巻市)と「FMいずみ」(仙台市)と電話で放送をつなぎ、現地のレポーターが「被災地の今」を生の声で届ける。
また、相模鉄道株式会社をはじめ、電車、バスなどの市内の公共機関の防災への取り組みも取材。さらに、耐震補強の設計、施工を行う市内の工務店に「地震に強い家づくり」についてもインタビューする。
災害時の緊急情報提供
阪神淡路大震災を教訓に1996年に設立された同局では、災害時には市危機管理課や広報広聴課と連携して情報を収集し、市から依頼を受けた情報を放送。これに独自で収集した情報やメールなどで寄せられたリスナーからの情報を付加し、地域限定の放送を担う。
東日本大震災発生時においても、地震発生直後から、113時間にわたり24時間体制の生放送で災害放送を流し続けた。
同局は、「地元メディアの原点に立ち返り、防災に役立つ情報を伝えたい」と話している。特別番組に協賛する企業も募集している。1口2万1千円。問い合わせは、同局/【電話】046・264・5061へ。
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