「木の温もり知って」 逗子小で手作り木馬が人気
木の温もりが伝わる手製の木馬―。逗子小学校(神田寛校長)のエントランスに設置されている木馬が同小の児童から人気を集めている。コンクリートの打ちっぱなしの壁が多い同校で「木の温もりを知ってほしい」と神田校長や同校職員が手作りで製作。丸太をひとつずつ丁寧に削りだし、先月中旬に3つが完成した。休み時間になると木馬にまたがる子どもたちが笑顔を咲かせている=写真。
木馬に使う木は県内で森林再生を手がける「NPO法人フォレストフリーク」(緒方秀行代表理事)が寄付。森の整備をする際に出るスギやケヤキなどの除伐材を「子どもたちに喜んでもらえるなら」と丸太約20本を無償で提供した。神田校長らは寄贈された木材で木のベンチ6脚も製作。ベンチは同校ほか市民交流センター隣にも設置されている。
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