茅ヶ崎・寒川 トップニュース文化
公開日:2012.02.03
根付くか「自主上映」文化
昨年茅ヶ崎で30回以上開催 今後は団体間の連携も
公民館やカフェなど、様々なスペースを活用して市民らが開催する映画の自主上映会が静かな盛り上がりを見せている。昨年、茅ヶ崎市内では20ほどのグループや団体が30回以上の上映会イベントを実施している。
映画の自主上映会は同じ目的を持つ有志による開催がほとんど。映画ファンによる名画紹介や、その地域に映画館を作るなど、共通のテーマで活動する団体がイベントを開催するなど内容や規模は様々。市内でも、名作上映と映画関係者によるゲストトークを行う「シネマテーク茅ヶ崎」や、矢畑の農業体験施設を会場に、これまでの暮らしを見つめ直すドキュメントなどを上映する「リベンデル」が昨年は複数回のイベントを開催している。
「市民活動が盛んな場所や地域全体の繋がりが強いところで、魅力的な上映会が行われていると感じます」。こう話すのは昨年、新たに市内で上映会を開催したグループ「輪輪(わわ)シネマ」の高林健さん(28歳)。県内外の様々な自主上映会に映写技師として参加してきた高林さんは、茅ヶ崎市民の新しい潮流に対する柔軟さと、環境や社会情勢への意識の高さが上映会の多さと結びついていると見る。「茅ヶ崎の街中で作品が上映できる場所が柔軟に増えていくことや、上映会グループ同士のネットワークを強めることで、この雰囲気を盛り上げていこうとする気持ちがもっと強くなると思います」とこれからの課題を語る高林さん。
シネマコンプレックスや家庭で鑑賞するのとは違う映画の楽しみ方が増えている茅ヶ崎。新たに根付きつつあるこの文化は今後のさらなる取り組み次第とも言えそうだ。
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