茅ヶ崎・寒川 トップニュース文化
公開日:2015.03.13
ダウン症のアーティスト
中野さん、思い伝える展示
美術館で詩や絵600点
ダウン症のアーティスト・中野暢(のぶ)子さん(35)=市内美住町在住=が、3月18日(水)から22日(日)まで茅ヶ崎市美術館で展覧会「暢ちゃんワンダーランド」を開く。詩やメッセージ、ポップなイラストなど約600点を展示する。
三姉妹の次女として生まれ、湘南養護学校を卒業後、ハンディキャップのある人のアート活動を支援する福祉施設「スタジオクーカ(平塚市)」で創作活動を続けて17年。現在はグループホームで生活し、週末は自宅で過ごすという暢子さん。父・新之祐さん(67)は「会話で感情を伝えることが難しい暢子ですが、詩や絵には強く前向きな意思が表現されています」と話す。
今回の展覧会を主催するのは、暢子さんの両親と姉夫婦、妹夫婦からなる「暢ちゃんファミリーズ」。会場には、家族とともに歩んできたことが伺える作品も数多く並び、中には3年前姉夫婦が結婚した時に贈った色紙も。そこに記された言葉は『優しく 2人の 未来に 道が ひらくよ』―。暢子さんの願いが込められている。
母・美穂子さん(64)は「私自身が、希望に満ち溢れた暢子の作品に励まされて来た1番のファン。これまでお世話になった皆さんに観に来てもらえたら嬉しい」と話した。
展示時間は各日午前10時から午後5時(最終日は3時)まで。入場無料。問い合わせは中野さん【電話】0467・86・0253へ。
ピックアップ
意見広告・議会報告
茅ヶ崎・寒川 トップニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












