新名学園旭丘高相撲部(岸田光弘顧問)が、10月29日に埼玉県で行われた関東高校選抜相撲大会団体戦で、過去最高順位となる3位に入った。
3人制の選抜大会には先鋒ダライバートル君、中堅石濱漢崇君(ともに2年)、大将野地嵩良君(1年)が出場。3年生が抜け「全員がそれぞれ考え、稽古に精進して」(岸田顧問)まとまってきたチームだ。
予選を勝ち上がり、迎えた決勝トーナメント1回戦では、ダライ君の先勝で流れをつくると「予選で勝てなかったので何としても」と意気込む石濱君がはたきこみで勝利。重圧をはねのけ、大金星をあげた。続く準々決勝は大将戦までもつれ込んだが、野地君が小手投げで制し、最高順位となる3位を決め「関東で成績を残せたことがうれしい」と白い歯をのぞかせた。
無差別級で準V
チームを引っ張る立場になったダライ君は、無差別級準優勝と、個人戦でも結果を残した。
予選では、日本に来て初めて関東で負けた埼玉栄高の強豪選手とぶつかった。「二度同じ相手に負ける訳にはいかない」。突っ張りで応戦する相手に対し、冷静に押し出しで制し「自分の相撲が取れた」と納得顔をみせた。だが決勝で敗れ「1位が目標だったので悔しい。来年インターハイと国体に出て、旭丘の名前を全国にもっと広めたい」と早くも前を向いていた。
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