青葉区サッカー協会(紙本文夫会長)が創立25周年を迎え、年2回開催する少年少女サッカー大会は50回目の幕を開けた。10月5日に行われた記念大会の開会式では選手たちが大会での活躍を期し、元気に行進した。
大会には協会加盟の22クラブが参加。年齢別に3部に分かれ、12歳以下の部29チーム、10歳以下の部29チーム、8歳以下の部28チームが予選リーグ戦、決勝トーナメントで優勝を争う。
谷本公園球技場で行われた開会式では、選手たちが元気よく行進して入場。前大会の各部優勝チームから紙本会長に優勝杯が返還された=写真。また、大会を長年支援する横浜あおばライオンズクラブの菅野義矩会長など来賓も参加。選手たちに「勝ち負けだけでなく、チームワークを大切に、日ごろの練習の成果を出し切ってほしい」と語りかけ、激励した。
大会は、来年2月まで行われる。
生涯スポーツに
1994年の青葉区誕生と同時期に創立した同協会。ちょうど前年にJリーグが開幕し、それまでマイナーだったサッカーの競技人口が増え始める時期だった。しかし、現在の谷本公園のように人工芝が整ったグラウンドなどはほとんどなく、試合や練習で区内外の学校やグラウンドのある公園などを押さえるのに苦労したという。
その後、加盟クラブ数も22に増加。Jリーグ鹿島アントラーズ所属の永木亮太選手(FC奈良出身)やセレッソ大阪の西川潤選手(青葉FC出身)など、多くのJリーガーも輩出している。
創立当初から「サッカーを生涯スポーツに」を目標に掲げる同協会。少年少女だけでなく、10年ほど前からは社会人リーグも運営。約40チームが参加し、60歳以上のチームもあるという。また、一般向けに早朝サッカーも開催している。紙本会長は「女子ではママさんチームや、なでしこチームを編成している。そして、高齢者も楽しめるウォーキングサッカーも区内で始まっている。これからも子どもから大人まで、地域で気軽にサッカーを楽しめる環境をつくっていきたい」と話した。
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