4年ぶり開催のたまプラーザ桜まつりに能登のキリコも加え盛り上げる 北嶋 克悦さん 元石川町在住 62歳
故郷と地域をつなぐ
○…元石川町で牛乳屋を営みつつ、商店街イベントや防犯パトロールなどに参加し、青葉区内を駆け回る。たまプラーザ商店会の事業部長として4年ぶりに開催されるたまプラーザ桜まつりで警備や運営に携わり、新たに「能登ふるさと市(いち)プロジェクト」を立ち上げた。いしかわ観光特使として故郷・石川県能登地方の伝統文化であるキリコの神輿体験を行い、故郷と地域をつなぐ。
○…石川県羽咋(はくい)市の兼業農家で生まれ育った。毎年、収穫時期は家族総出で稲刈り。その年の収穫に感謝を表す秋の祭りは地域の一大イベントだった。幼少期からお囃子を習うのは当たり前。地域全体で祭りを盛り上げる、明るくにぎやかで温かい故郷が大好きだ。
○…大学進学を機に上京。「こっちは人が多くて毎日がお祭り気分で楽しめる」と胸が高鳴った。新聞奨学生として営業や配達をしながら、大学を卒業。縁あって世田谷区中町の牛乳屋に就職した後、元石川町で小岩井牛乳横浜ミルクセンターを立ちあげ、毎日配達に車を走らせる。地域のつながり作りと商売に活かせるかもと考え、始めた消防団。今ではおやじの会や防犯防災連絡会など所属団体は20を超え、地域の食、安全を守ることがモットーだ。地域イベントにも欠かさず出店し、牛の着ぐるみを着た射的コーナーは子どもたちに大人気。
○…「青葉区の人も故郷と似ている」。今回の桜まつりでは「実行委員の方が提案を受け入れてくれて感謝しかない。地域を盛り上げてきた人と一緒に活動できることが嬉しい」と笑顔をみせる。地域の人と顔を合わせる機会となる当日を無事に終えるためにも、日頃から積み重ねてきた防犯パトロール。桜まつりの成功を祈って誰よりも当日を心待ちにする。
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