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公開日:2026.03.26

田奈町在住山野拓海さん
短編映像で銀賞
学生ムービーアワード

  • 表彰式の山野さん=本人提供

    表彰式の山野さん=本人提供

  • 作品の一場面

    作品の一場面

 広告映像制作の国内最大手・株式会社TYO主催「第6回TYO学生ムービーアワード」の表彰式が3月10日に都内で開かれ、田奈町在住の山野拓海さん(青山学院大学1年)が制作した短編『スマホゾンビ』が銀賞を受賞した。

  ◇  ◇  ◇

 同作品は俳優の別所哲也氏が代表を務めるアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」での上映も決定している。

社会課題に警鐘鳴らす 短編『スマホゾンビ』

 同アワードでは「ルール」をテーマに、60秒のショートフィルムを募集。青山学院大学の映像サークル「A.B.S.」に所属する山野さんは、スマートフォンの画面を凝視しながら周囲の状況に無関心でふらふらと歩く「スマホゾンビ」を作品タイトルに重ね、日常に潜む危険性を描いた。

1フレームのこだわり

 作品では、「歩きスマホ」をする男が周囲を顧みず事故を起こしていく。衝撃的なシーンもあるが、特筆すべきは、その圧倒的な作り込みだ。VFX(視覚効果)、音響設計、そして色彩に至るまで、1秒間に24コマ存在する「1フレーム単位」で調整を重ねた。「1分という限られた時間だからこそ、妥協は一切許さなかった」と山野さんは振り返る。

 その緻密な計算とあふれる熱量が、審査員を務めた日本屈指のクリエイティブディレクターらの心を動かし、全国から集まった数多くの作品の中から銀賞の栄誉を勝ち取った。

変わらない情熱

 小学生時代には「青葉区交通安全ポスターコンクール」で最優秀賞を受賞していた山野さん。当時から、自身のメッセージを視覚的に伝える表現力には定評があったという。キャンバスが画用紙からデジタルへと変わった今も、根底にある「伝えたい」という情熱は変わっていない。

 現在は大学生活の傍ら、サークル活動で日々映像制作に没頭する。今回の受賞で手にした賞金の使い道については、「さらなる表現の幅を広げるための機材や、次なる制作活動の資金に充てたい」と、どこまでもストイックだ。

 今夏開催予定の国際短編映画祭での特別上映を控え、山野さんの視線はすでに先を見据えている。

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