緑消防署 はしご車で屋上から救助訓練 区内特養施設で
緑消防署(吉村眞一署長)は9日から15日の「全国秋の火災予防運動」に先駆けて先月26日、区内白山の特別養護老人ホーム横浜ナーシングビレッジ(倉持あおい施設長)で「夜間の火災発生を想定した避難救助訓練」を実施した。
訓練は、夜間に同施設1階の洗濯室において火災が発生したことを想定。消防団員を含めた40人、8台の車両が参加した。
施設職員らは初期消火活動の流れを確認し、入居者の避難誘導訓練を実施。隊員らは、救助者を仮想したダミー人形を使用し救命措置の心臓マッサージを施したほか、施設3階と屋上に逃げ遅れた要救護者をはしご車で救出する訓練を行った。その後は、屋上からロープを使った緊急脱出訓練や放水訓練も実施された。
吉村署長は「こちらの施設はスプリンクラーなどの設備が整っているが、今回の訓練を通じて日ごろから火災時の非常事態をイメージできれば対応が変わってきます」と、同施設職員へ向け話した。
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