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介護度が落ちない介護 新間満さんに聞く
有限会社真全(杉崎俊一代表取締役社長)は、緑区内でサービス付き高齢者住宅(和楽久シニアレジデンス長津田)、小規模多機能型居宅介護施設(シニアサロンデュランタ)、グループホーム(グループホームまっとう)を運営している。
「和楽久シニアレジデンス長津田」は2014年、高齢者住宅経営連絡協議会が主催した第1回全国リビング・オブ・ザ・イヤー2014で優秀賞を獲得。これを皮切りに、「シニアサロンデュランタ」では16年と18年に県主催の「かながわベスト介護セレクト20」を受賞。「グループホームまっとう」でも「かながわベスト介護セレクト20」を受賞(17年)しており、介護サービスの質の向上や人材育成に顕著な成果を上げた事業所として高い評価を得ている。
新間満施設長は「和楽久シニアレジデンス長津田の1階に、訪問・通所・宿泊と全てのサービスが利用できるシニアサロンデュランタを併設することにより、自由な行動を約束しながら高い介護力を維持しています。シニアサロンデュランタに20人程度いる職員の内8割程度が国家資格の介護福祉士で、採用時に有資格者ではなく、入社後に資格を取得した職員も多くいるんです。人材育成の点で県から表彰も受けました」と話す。
認知症ケアに注力
認知症の人の心に着目したバリデーションを取り入れ、継続的に職員研修を行うなど認知症ケアに力を入れているという。特に入居者が"人間らしい生活"を送れるようにと自立に向けた生活リハビリの実践を続け、日常空間での歩行訓練に力を入れているという。「介護度が落ちない介護」と表現するが、同施設では2014年度から毎年、介護度が改善した利用者がでているのだ。
安全面も考慮
共用部に複数台のビデオカメラが設置されており、録画された映像は一定期間保存され、万が一事故が起きた場合は映像を確認し、再発生を防ぐよう職員に指導されているほか、入居者の家族からも「自分の目で確認ができて安心」と支持されている。また、各部屋にはテレビ電話が設置されており、体調不良の際などには簡単なボタン操作で職員とつながる。面会が困難な場合や夜間でも家族のスマートフォンと連携して顔を見ながら会話をすることもできるという。
「登録ボランティアが多いのも特長で、毎週のように音楽、踊り、手品などの行事を行い楽しんで頂いています。おかげ様で現在は入居を心待ちにしている人が多くいらっしゃいます。ご希望の方はお気軽にご相談ください」
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中学生タウンニュース横浜10月2日 |
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